詮無き事ですが、

 

願い いつでもここで 遠くへと 君へと届け

ブレスレットにあなたの名前を入れた。
視界の端にはいつもオレンジ色。
私があなたを好きと言う暗号が欲しかったの。
会えなかった分の慰め。
独りよがりだけどね。
誰が褒めてくれても結局はおんなじ。
お世辞で構わない。
似合っているよ、の一言はあなたの口から聞きたかった。
それだけで、鼻緒が痛いのを1日我慢した甲斐があるというもの。
偶然、通りかかりはしないかと。
立ちすくむ涼やかな夕暮れに。
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(no title)

急に暑くなったのは、あなたのせい?
燃えているよう。
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うらめしげにガラス越しに背中で見てる渚よ

誰が悪いわけでもなく、ただ寂しい想いがつきまとう。
あなたが舞台に立つ頃は晴れているらしい。
何もかもを飛び越え突き抜け、その音を声を届けてほしい。
あきらめがつかないままあきらめた私。
夕涼みは切ないくらいが素敵かもしれない。
だけど一目会いたい。
どうしても会いたい。
夢の中のあの子とは違う。
浴衣の裾を揺らし、慣れない下駄をカラコロ鳴らせて探しに行くから。
見つけたときはきっと笑い返してください。
きっとよ。
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新宿は豪雨 誰か此処へ来て

なぜ、「すなおに」なんてことを念頭に置くのか。
答えは簡単。
私がすなおな人間じゃないから。
私にはすなおなところが少ないから。
表現力を試されるとき、その性格がもろに出る。
ありのままを曝け出せない。
自分自身を見られることが怖いから大袈裟になる。
ほんとうはもっと、切ない幸福感。
祈るように囁くように手のひらで包み込む。
私だって役に立ちたい。
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色鮮やかな季節はきっとこの想い届けてくれる

あなたはレモンキャンディーがお好きなの?
わたしもそうなんです。
好きなものが一緒というだけで喜んでる。
黄色を見つけたときのあなたがかわいくてかわいくて。
グレープフルーツにすこしガッカリしたあなたがかわいくて。
甘い炭酸は京都の空。
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